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看護学校での臨地実習を通し、やりたい看護を探していました。小諸高原病院の精神科実習
で、医師や看護師が患者さんの隣に座り、ゆっくり話を聞いている姿を見て、私のやりたかった
看護はこれだと思いました。そこで、小諸高原病院に就職する事を決意しました。
医療観察法病棟での看護の経験を通し、司法精神看護の専門性を深めたいと思い、認定看
護師制度に興味を持ちました。看護実践を行う中で、先が見えなくなった時、他の施設に相談で
きる仲間が欲しい、根拠をもった看護の実践をし、希望を見出し支えになれる看護師になりたい
と強く思ったことがきっかけとなり、精神科認定看護師を目指しました。
平成27年度から日本精神科看護協会のカリキュラムの改定があり、分野別だった領域が統合
される事になりました。よって司法精神看護だけでなく、精神看護全般を学びました。研修中は自
分の知識や経験の乏しさなど、自分の弱さに直面化し、悩みました。しかし、講義や実習を通し
て新しい事を学べるため、とても楽しく充実した時間になりました。研修には、全国から病院だけ
でなく地域の訪問看護ステーションなど、様々な研修生が受講していました。学びを共にしなが
ら、多方面に通ずる沢山の仲間と出会えました。他施設で入院中の看護や地域看護を学び、他
職種連携を図りながら、患者さんを多角的に捉えた個別性を尊重した看護が提供できることを改
めて学びました。実習中は患者さんの夢の実現に向けて強みに着目した看護実践を行いました。
今後も強みに着目した看護実践をしていきたいと思います。
研修を受講した1年間は人生の宝ものです。
根拠ある看護実践の提供やコンサルテーション、講義を行い、看護の質の向上だけでなく、多
職種と連携しながら、小諸高原病院の発展に貢献したいと思います。また病院外では地域の方々
と、出前講座や研修会、イベントを通して少しでも力になれるようにふれあいを大切にしながら活
動をしたいと思います。