2012年夏  小諸高原病院玄関先 ツバメの誕生物語   その2


8月10日
雛の頭が見えました。
何羽いるのかな。



3羽いるのが確認できました。
やはり大きな口です。



8月20日
成長が早いのには驚かされます。
真ん中の雛は育ちが悪いのかな?
あくびをよくします。



左右の雛もそろってあくびをしました。




立ちあがってみると、真ん中の雛も立派に育っていました。



8月21日
2羽が巣立っていました。
また1羽が残っていて、神妙な面持ちでした。



淋しいよ〜!、と言っているように見えますが、あくびでした。



黒いパンプス 背伸びのベーゼ〜 なんて歌が聞こえてきそうです。
親の頭が・・・。
雛が巣にいる限り親は餌を運びます。




夜になったら先に巣立った兄(姉?)達が戻ってきました。
頭を寄せ合って今後について相談でもしているのでしょうか。
それともお互いの寝息を聞きながら眠っているのでしょうか。



8月22日早朝、賑やかなツバメの鳴き声に誘われて巣をみに行くと、
最後のツバメの姿はありませんでした。




病院玄関先を飛び回るツバメ達でした。
時々生まれ育った巣に戻ってきました。



正面玄関周辺を触って飛び回るかのように楽しそうでした。



玄関前にある桜の木の上を飛んでみたり、木で休んでみたり。
もうすぐ南の国へ旅立ちます。
親にならって飛ぶ練習をしているのでしょうか。
ツバメは単独で海を渡ると言われています。
でも、本当は親、兄弟、仲間と渡ってゆくのではないでしょうか。
そう思えて仕方がありません。